当協会は設立から12年が経ちました。

設立当初は、まさかオリンピックでスケートボードが正式な競技として採用される日が来るなどとは想像もしていませんでしたが、協会設立や運営に関わってきてくださった延べ数千人のスケートボード利用者の皆様は、何十年も前から「スケートボードが携えている可能性」を信じていました。

東京2020オリンピックにおいてスケートボード競技が開催され、日本にルーツをもつ若い世代が性別を問わずメダルを獲得し大活躍した昨年以降、地方公共団体様や国内大手ゼネコン様や不動産投資会社様などから「スケートパークに関する問い合わせ」をたくさん頂いております。

スケートボードは、日本人の多くが日本では必要だと受け止めている「場の空気を読む力」や「忖度力」はなかなか使う機会がありません。
そのかわり、自分がこれから世界で活躍するためにどうしても必要な自己表現力や、自己主張力、コミニュケーション力が身につきます。
2020東京オリンピック以降の日本で、防具フル装備でトライしている小学生や、本気でスケートボードに取り組んでいる中高生たちは、進学校に通っている方々も多く、将来は自分が学びたいことを学ぶために大学に行きたいという展望を持っており、スケートパークで実際にお会いする親御さんからは、お子さんが海外留学する事は通過点だと考えていらっしゃるというお話を大変多く聞きます。
八王子市には10年以上前から都内最大の立派なスケートパーク(八王子市戸吹町:プラネットパーク)がありますが、オリンピック以降「初心者や初めてトライする子供が簡単に入れるパークをあと5〜6ヶ所くらい既存の公園内などに増やしてもらえないか?」という要望が強くなっています。
アメリカのトニー・ホーク財団の調査と当協会の調査によりますと、人口10万人当たり 1公共スケートパークが世界標準のスケートパーク設置数となります。
その他に、民間のスケートパークが点在する必要があります。(なぜ民間スケートパークが必要か? については後述します。)
上記の調査結果から、例えば八王子市には公共スケートパークが5〜6ヶ所設置されることが妥当だと考えています。つまり、あと最低4つ必要です。
何も、地域の子供達のために「スケートパークを作るお金を税金から何億円も出してほしい」などと考える必要はありません。
お金が出せる地域は出せばいいし、お金が出せない地域なら、今使われていない舗装路面や公園の駐車場を、正式なストリートスポーツ利用可能場所として、スケートボードなどのアーバン・スポーツが利用できるように転用するだけでOKです。
ただそれだけで、地域全体の評価は必ず上がります。
例えば、3歳のお子様や初心者、中級者、上級者までが実際に共有・共存できるスケートパークは、大きなセクションが置いてある広場のようなパークでは難しいということが解っています。
したがって、公共スケートパーク・デビューする前に、小さなお子様や初心者の方は、民間スケートパークである程度慣れてから、フルコンクリートのスケートパークにトライして頂いた方が安全・安心です。また、新しい技や難しい技にトライする場合も、初心者向けの民間スケートパークでの練習に戻って来て、慣れてきたら公共スケートパークでトライする。これを繰り返すことで、圧倒的に自分に自信がつきます。

スケートパークに関する疑問点について

  • どんなスケートパークを造ったらいいのか?
  • どれくらいの費用が掛かるのか?
  • 自治体が所有する「この」場所はスケートパーク転用可能かどうか?
  • 個人や不動産投資会社、会社が所有する「この」場所はスケートパーク転用可能かどうか?
  • 駅前の人の往来の多い場所で迷惑行為のクレームが絶えないが、どんなスケートパークをどこに作ったら地域住民の皆様が共存できるか?

など、多くの疑問点を持っている方が多いと思いますが、私共の長年の経験と実績と考え方にご興味を持っていただけるのであれば、是非お気軽にご相談ください。

しっかりと身を入れて、ご相談内容や疑問点、問題点の解決に向けた対応を検討・実施いたしますので、無料というわけにはいきませんが必ずお役に立ちます。

また、まったくお役に立てない案件についてのお問い合わせは、しっかりと無料相談の段階でお断りいたしますのでご安心ください。

例として、遠方の地方議会様や地方公共団体の委員会様などからのスッポットコンサルは、Zoomなどのオンライン形式で2時間~承っております。
また、現地調査や市場調査を含むスケートパーク・イメージ検討など、基本設計の前の段階での調査依頼も承っております。

*現在、国内複数の自治体様や民間様からの案件と海外からの案件を承っております。

是非、ご検討頂けると幸いです。

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