置物セクションに対する考え方

公共スケートパークを検討するに当たって、既存の使われなくなった駐車場や広場に、置物のセクションを導入する場合があります。
スケートパークと称するものの中には、フルコンクリートのパークもあれば置物セクションのみのパークもあります。

日本スケートパーク協会はこれまで、置物セクションを導入した公共スケートパークの設計をしてきませんでした。なぜなら、日本の公園は長い歴史の中で、各地方公共団体(役所)の公園課や教育委員会と昔から取引のある国内大手公園遊具メーカーが、海外からの輸入セクションを多数導入してきましたが、その品質と導入費用、継続的なメンテナンスコストのバランスが、フルコンクリートのスケートパークに比べてあまりにも高額になるからです。

しかし、私たちは「ものづくり日本」の国民です。今までは、全天候に耐えられる置物セクションは、殆どが海外からわざわざ輸入してくる高価な製品でしたが、日本スケートパーク協会ではこの度、国内製作で”一点もの”として様々な要望に応えられる「全天候型の置物セクション」の導入および設計をする事にいたしました。

草原に巨大なバーチカルが造れます

日本スケートパーク協会で設計する置物セクションは、スケートパークの主な設置環境が屋外であることを考慮し、雪や雨や風や日照による環境劣化に充分耐えられるよう、根幹部材は鉄骨を使用します。滑走面の素材は好みや予算により様々な素材を用意しています。

そうする事によって、舗装されていない大きな広場や緑地や大草原に、主軸を支える基礎を打つだけで「巨大なバーチカル」や「ランページ」を置く事が可能になりました。

「国内ワンオフ製作セクション」は、スケートボードのほか、インラインスケートやBMXでの利用にも対応いたします

海外輸入置物セクションと国内ワンオフ製作品との価格差

今年完成した「国内ワンオフ製作品」は、当然役所の物件ですから入札もありましたが、海外輸入の置物セクションの金額に対して半額でした。

路面の傷みや交換などのメンテナンス作業についても、海外輸入セクションであれば海外からわざわざ交換部材を取寄せるので、とても時間がかかり維持管理にコストがかかりますが、「国内ワンオフ製作品」は日本国内で調達できる部材を使っているので、維持管理コストも比べ物にならないくらい安価に抑える事が出来ます。

是非、各地域の愛好者団体様、地方公共団体様におかれましては、コンクリートパークと国内製セクションの導入もあわせてご検討いただけると幸いです。

国内ワンオフ製作のスケートパーク及びセクション例

北海道 紋別にスケボー専用施設 市教委、愛好者の要望受け整備 家族連れなど初滑り

北海道新聞様より